「お金はあるけど思い出がない」を防ぐ。資産形成に必要な楽しむ力

家計管理

はじめに

こんにちは! YouTubeや書籍で大人気の「リベラルアーツ大学(リベ大)」が提唱する、お金にまつわる「5つの力」。

  1. 貯める力
  2. 稼ぐ力
  3. 増やす力
  4. 守る力
  5. 使う力

経済的自由を目指して、日々この5つの力を必死に鍛えている方も多いのではないでしょうか?
このフレームワークは本当に完成されていて、実践すれば確実に資産は増えていきます。

しかし、ふと思ったことはありませんか? 「必死に頑張って経済的自由を手に入れたあと、振り返ったときに楽しい思い出が何もなかったら寂しくないか?」と。

今回は、5つの力の基盤を支え、手に入れた自由を本当の幸せに昇華させるために、私にとって必要だと思う「6つ目の力」について語りたいと思います。


結論:6つ目の力は【楽しむ力】である

私が提案したい6つ目の力、それは「楽しむ力(今を犠牲にしない力)」です。

どれだけ数字の上の資産が増えても、「あの時期、何が楽しかったっけ?」と振り返ったときに記憶が真っ白なのだとしたら、それは本末転倒です。

経済的自由は人生を豊かにするための「手段」であって、「ゴール」そのものではありません。
私たちは「今を生きる楽しさ」を少しでも胸に抱きながら、この長い資産形成のレースを走るべきなのです。


「楽しむ力」が未来の最強の資産になる3つの理由

なぜ、必死に頑張っている「今」から楽しむ必要があるのか。それには明確な理由があります。

① 思い出は「時間の複利」で増えていく

お金は複利で増えますが、実は「思い出や経験」も記憶の中で複利運用されます。
若い頃に全力で楽しんだ思い出は、10年後、20年後、老後になっても「あの時最高だったな」と何度も引き出して人生を豊かにしてくれる「心の資産」になります。
これは後から大金を積んでも絶対に買い戻せません。

② 「今」の価値は、年齢とともに目減りする

20代の時の節約旅行と、70代になってからの高級旅行。
どちらが良い悪いではなく、体力、感じ方、一緒に行ける仲間の関係性はまったく異なります。
「いつか自由になったらやろう」の「いつか」には、今と同じ熱量で楽しむことはできないかもしれないのです。

③ 頑張るための「持続可能なエネルギー」になる

資産形成は100メートル走ではなく、何年も続くマラソンです。
息を止めて「今」をすべて犠牲にしていると、途中で心がポキッと折れてしまいます。
日々の生活の中に「小さな楽しみ」という給水所があるからこそ、私たちは長く走り続けることができます。


必死な毎日の中で「楽しむ力」をキープするヒント

「楽しむ」といっても、大金を使って浪費しようという話ではありません。
カリカリしがちな日常に、少しの余白を作るためのマインドセットです。

  • 「今を楽しむための予算」を天引きする 貯める力を意識しすぎると、お金を使うことに罪悪感を覚えがちです。あらかじめ「これは今月を全力で楽しむための予算(月1万〜2万円など)」と決めておき、その枠内は1円の罪悪感もなく使い切るルールにしてみましょう。
  • 「コスパ」や「生産性」の物差しをたまに捨てる マネーリテラシーが高まると、何でも「効率」で考えがちになります。しかし、楽しさの本質は「無駄」の中にあったりします。あえて遠回りをして散歩をする、意味のない雑談を愛する。そんな非効率を面白がれる心の余裕が大切です。
  • 「プロセスの楽しさ」を見つける 目標に向かって必死にもがいている「今の泥臭い時期」自体を、ゲームの初期ステージのように捉えてみるのも手です。後から振り返れば「あの必死だった頃が一番面白かったな」と思える日が必ず来ます。

私にとっての「楽しむ力」と、最高の思い出貯金

ここで、少し私個人のお話をさせてください。

いま、私が「1ミリの罪悪感もなく、今を楽しむためにお金と時間を使っていること」があります。
それは、高齢になった母と、美味しいと評判のお店で食事をしたり、のんびり季節の花を楽しんだり、孫と遊んだりして、一緒に思い出を作ることです。

母もだいぶ高齢になりました。 「自分の足でしっかりと歩けるうちに」 「美味しい食事を、まだ普通に食べられるうちに」

一回でも多く、娘である私と過ごした時間を笑顔で覚えていてほしい。そう願って、定期的にお出かけの計画を立てています。

これこそが、私の「未来の自分への思い出貯金」です。

もし、私が「老後のため、経済的自由のため」と1円でも多く貯めることだけに執着していたら、母との大切な時間はあっという間に通り過ぎていたでしょう。後からいくらお金を稼げるようになっても、その時の母の年齢や体力を買い戻すことは絶対にできません。

今、母と一緒に美味しいものを食べて「楽しいね」と言い合う時間は、未来の私をずっと支えてくれる、何よりも価値がある「資産」だと確信しています。


まとめ:未来のために80%、今日のために20%

資産形成を頑張ることは素晴らしいことです。将来の安心のために努力できる自分を、まずはたくさん褒めてあげてください。

でも、未来のために今日を100%犠牲にする必要はありません。
「未来の安心のための80%」と、「今日を楽しむための20%」

心の中にそんな小さなオアシスを常に持ちながら、6つ目の力「楽しむ力」を一緒に育てていきましょう。あなたの人生の振り返りアルバムが、彩り豊かな思い出で満たされることを願っています!






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